2019.06.26

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派遣辞めたいと思う原因とそのときの対処法

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面談のときに感じられなかった派遣先の実態に、どうしてもなじめず「辞めたい」と感じる瞬間があるでしょう。でも、収入を得るために続けるべきかどうか葛藤する人も多いのではないでしょうか。この記事では、派遣を辞めたいと思う原因や対処法を紹介します。対処法や注意点を把握しているだけで、悩める気持ちも軽くなりますよ。

派遣を辞めたくなる原因

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派遣を辞めたいと感じるシーンは人それぞれに異なりますが、考え始めると職場にいることさえつらくなってしまうこともあるでしょう。どのような悩みが原因で派遣を辞めたいと感じるのでしょうか。

派遣先が合わない

派遣は、コーディネーターと一緒に派遣先を決め、自分の希望に一番近い勤務先へ配属になることも多い傾向です。しかしながら、派遣先の社風や雰囲気、他にはない独自のルールなど、どうしても合わないと感じることも中にはあるでしょう。

また、契約業務仕事以外の雑用が多すぎたり拘束時間が長すぎたりする社風であれば、その会社の社員やサービス自体に魅力が感じられず、一緒に働きたくないということもあります。退職者が続出している会社ほど、こういったささいな問題に目を向けていないことが多く「辞めたい」と感じる人も少なくありません。

人間関係のトラブル

転職の理由として最も多い原因の1つが人間関係です。特に会社は、年功序列といった縦社会があるため、役職のある人やお局と呼ばれ会社に君臨するベテラン社員など、多くの人が苦手とする存在も多いはず。女性は特にグループや派閥を作りやすく、新人や少し目立つ人をジワジワとたたくような陰湿さもあります。パワハラやモラハラに関しては、男女を問わず感じる人も多いでしょう。

人間関係のトラブルは、精神面に大きくダメージを受けるため、派遣を辞めたいと感じる原因になります。社員より「下」という意識を改革しなければ、消えない問題なのかもしれません。

仕事が難しくてうまくできない

派遣先となる会社のレベルを見誤って紹介を受けると、せっかく就業が決まっても仕事が難しすぎて自信をなくしてしまう人もいます。派遣会社と派遣先となる企業の間で、求める人材の打ち合わせが不足していることが原因となるケースもあるでしょう。また、派遣会社の説明が不十分なことや、派遣社員が面接のときに自分の能力に輪をかけて伝えてしまうことが原因になることがあります。

契約内容と仕事内容が違う

働いていれば、誰しも徐々に覚えることも増えていきます。就業当初に契約した内容以外にも「ちょっとお願い」といったことが増えていくこともあるでしょう。しかし、正社員を目指せる紹介予定派遣でなければ、どんどん契約内容と違う仕事を任されるばかりで、気がつけば膨大な仕事量で苦しむということも。

派遣であるがゆえ、依頼されれば断りにくいという実態があるからこそ、契約内容や仕事量も定期的な見直しが必要になります。辞めたいと思うということは、相当なズレが発生しているのでしょう。

契約更新なし

懸命に働いてきたけれど、急に「次回の契約更新はなし」といわれる可能性もある派遣。契約更新がなくなれば、新しい職場探しなどで焦りも出てきます。何かしらが原因で契約更新にならないわけですが、それが明らかにされなかったり能力不足と判断されたりすると、会社にもいきづらくなるのです。

派遣を辞めたいときの対処法

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派遣を辞めたいと思い始めたら、まずは相談が大切です。結果を焦ってしまえば収入が途絶えるばかりか、抱えるリスクが増えてしまうこともあります。自分に合った対処法で冷静な判断を心掛けたいものです。

違う派遣先を紹介してもらう

派遣を辞めたいときには、直近の更新日前から違う派遣先を紹介してもらえるように、派遣会社の営業担当に連絡を入れましょう。期間満了して辞める分には派遣先にも迷惑になりませんし、派遣会社との約束も守っているので問題はありません。

しかし、急な話になると派遣会社も顧客を失ってしまうことになります。次の人材を探して辞める人の後を継続させたいと考えているので、早めの対応が吉です。きちんと最後まで仕事を全うして、うまく派遣先に人材が補填できれば、違う派遣先を紹介してもらえるでしょう。

また、辞めることを現在の派遣会社に伝えて、別の派遣会社に登録して仕事を探すこともできます。

派遣会社に相談する

「辞めたいな」と思っても派遣先の上司に相談したり、派遣先の仲間に話したりするのはマナー違反です。まずは、派遣会社の営業担当などに相談するようにします。派遣会社では、派遣社員が快適に働ける環境を保つように努めるのが一般的です。辞めたい理由に合わせて企業側に働きかけることもできますし、解決につながるアドバイスがもらえるかもしれません。

派遣の働き方を活用する

派遣会社は数多くありますが、それぞれの特徴や個性はバラバラです。今辞めたいと感じている派遣先よりも、もっと自分に合った派遣先を抱えている可能性もありますし、悩みにも即対応してくれ安心できる場所が見つかるかもしれません。

いろいろな派遣会社に登録すると、無料で利用可能な研修があったり、スキルアップ制度やサポート体制、相談室が利用できたりします。1つの派遣会社しか登録がないなら、複数の派遣会社に登録して次の仕事に生かせるスキルを磨くのもおすすめです。

契約書と仕事内容の違いを報告する

派遣を辞めたい理由が、仕事が異常に多いことや内容が全く違うものであれば、契約内容を確認して派遣会社に報告を入れます。契約にない仕事に対してどう対応するのかを聞くこともできますし、交渉次第では時給の値上げや契約内容見直しもあるでしょう。契約内容の見直しで辞めたい原因が改善されれば、今までどおりの業務を続けることができます。

正社員の仕事を探す

派遣で働き始めたけれど、もっと安定や安心が欲しいと感じるようになってきたら、正社員の仕事を探すのも良いでしょう。派遣社員でも「紹介予定派遣」なら、将来的に正社員となれる派遣の形もあります。

また、正社員への道は年齢や経験・専門性などによっても困難になることがあるため、派遣を辞めたい気持ちがあっても焦らずに、仕事と平行しながらじっくり探すのがおすすめです。

契約期間中でもすぐに辞めたい場合

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派遣を辞めたい気持ちが大きくなってしまい、契約期間中でも「辞めたい」という気持ちが抑えられなくなってしまった場合、どうしたら良いのでしょうか。大人ですから、適切な対応が求められています。

派遣元に連絡する

「辞めたい」という気持ちになったときには安易に周囲の人に予告したりせず、派遣会社に連絡を入れます。周囲に話してしまえば、派遣会社の営業が知らないまま派遣先で混乱が起こってしまうためです。派遣社員は、まずは派遣会社に連絡するのが鉄則ですので覚えておきましょう。

派遣会社の営業と連絡をとり、接見や電話で辞めたい理由を話します。おそらく、期間満了でない場合には、派遣会社も派遣先との約束を破ってしまうことになりますので「期間満了までお願いできないか」と打診されることが一般的です。

期間満了を考える余地があるかないかは派遣社員次第ですが、気持ちが揺らぐようなら辞めるのはもう少し待った方が良いかもしれません。

次に派遣先に連絡する

次に派遣先の企業へ話すことになりますが、伝えるときは1人ではありません。派遣会社の営業が企業担当者へアポイントをとって、接見する際に同席することになります。派遣を辞めたい理由を伝えることになりますが、その原因を素直に伝えるかどうかは派遣会社の人と綿密に打ち合わせも必要でしょう。

期間満了にいたらないまま辞めるときには、納得せざるをえない理由をそろえることもあります。例えば、身内の介護や夫の転勤といった内容です。スムーズに話が進むように、派遣会社の営業担当と話をして進めていきましょう。

申し出は1ヶ月前には伝えるようにする

期間満了での退社ができない場合でも、やはり社会人ですから「明日からいきません」は通用しません。できるだけ余裕をもって派遣会社に連絡をしますが、遅くても1ヶ月前には伝えるようにしましょう。

新しい人材の確保、派遣先への連絡、相談、人材供給継続の有無など、派遣会社が多くの仕事が発生します。また、派遣先に迷惑が掛からないよう引き継ぎなども行わなければなりません。申し出は最低でも1ヶ月前にして、社会人としてのマナーと誠意をもって対応しましょう。

体調不良は退職理由になる

誰にでも体調不良は起こる可能性はありますが、派遣先の職場環境で体調を崩すケースもあるため、辞めたい理由が「体調不良」ということも当然起こりえます。例えば、以下のようなものが該当します。

・人間関係のストレスで胃潰瘍、じんましん、うつ状態。
・職場の分煙がなく、頭痛やめまいの慢性化。
・ほこりや空調の臭いなどによる拒否反応(アレルギー)。
・パワハラやモラハラによる緊張、恐怖、不安感。

決して快適とはいえない環境下では、派遣が辞めたい気持ちとその理由を伝えると、大抵の場合は了承してもらえるでしょう。

契約期間中に辞める注意点

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派遣を契約期間中に辞める場合には、いくつかの注意点があります。理由はどうあれ、当初の約束を破ってしまうことは事実です。注意点はリスクとも考えられますので、しっかり把握しておきましょう。

自分の経歴に影響する場合がある

派遣として勤務する期間も職務経歴となるため、今後転職する場合には履歴書に記入する必要が出てきます。あまりにも短期間で辞めてしまった場合には、採用側にも「どのような理由であれ継続できるかどうか」といった不安が付きまとうことに。

また、派遣会社には「期間満了できなかった人」として経歴が残るため、今後新しい仕事に応募したくても紹介できないものも出てくるでしょう。契約期間を破るということは、信用や信頼を失墜させることになる事実を忘れてはいけません。もちろん短期退職の原因を聞かれ、「ブラック企業だった」などと申告することは多くの場合「当事者意識が低い」「責任感がない」と捉えられてしまいます。

派遣先に退職の相談はしない

先にもお話したとおり、派遣先の従業員や上司、同じ派遣社員の人にも「辞めようと思う」という相談や宣言をしてはいけません。必ず派遣会社への連絡や相談が先です。万が一派遣先で辞める話を出せば、感化された他の派遣社員も続々と辞めてしまうこともあります。また、契約期間を守らないことで従業員の仕事が増え、反感をかってしまうことも否めません。

どんな理由であれ連絡は必ずいれる

最悪なケースが、派遣会社へも派遣先にも連絡を入れずに、無断欠勤のまま退職にすることです。社会人のマナーもないですし、責任感や人に対する気遣いなども最低レベルとしかいいようがありません。

今後、どのような職場で働くにしても無断欠勤だけは避けた方が良いでしょう。派遣で働く人の印象を大きく損ねるばかりか、本人の信用問題にもなりかねません。最悪の場合、契約違反ということで派遣会社や派遣先からの賠償を求められるケースもあるようですので、十分注意しましょう。

まとめ

派遣を辞めたいと感じてから決断・実行に移すまでの間には、派遣会社と派遣先の中で、どういう方向性で辞める人の穴を埋めるべきかが考えられます。中には、辞めることで取引がなくなってしまうケースもあるでしょう。

派遣を辞めることは簡単です。しかし、辞める注意点(リスク)もしっかり把握して、社会人らしい辞め方ができるのが理想的。新しい仕事に就いた自分の心にしこりを残さない辞め方をして、気持ち良く次のステージに進めるようにしたいものですね!

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