2019.06.26

コラム

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派遣で役立つおすすめ資格|取得支援制度を利用しよう

PICKUP

資格を持っていると、派遣先での業務に役立つことはもちろん、派遣先探しも有利になります。ここでは、販売、事務、SEの業種に役立つおすすめ資格を紹介します。ハローワークの資格取得支援制度を活用できれば、資格取得費用の負担軽減も可能です。制度利用の条件も説明していますので、資格取得を目指すときには、活用の不可否を確認されることをおすすめします。

業種別おすすめ資格

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多種多様な資格の中から、派遣の仕事に役立つおすすめ資格を紹介します。販売系、事務系、SE系の業種ごとに3つずつピックアップしました。資格ごとに、級設定や試験の頻度、難易度が異なります。取得を目指す前に、しっかり確認しておきましょう。

販売系

販売系では、経理や会計に関する知識や、接客マナーなどを学べるものがおすすめです。

日商簿記

段階: 初級、3級、2級、1級
頻度: 初級、3級、2級は年3回、1級は年2回
合格率:初級(50~60%)、3級(40%前後)、2級(15~20%)、1級(10%前後)

日商簿記は、有効なビジネススキルとして認識する企業が多く、2級を取得していると大きなアピールになります。販売系の日々の会計・集計・報告などの業務であれば、3級レベルの基礎知識でも役立つでしょう。2級以上になると、短期間の学習での取得は難しくなります。

派遣先への応募や仕事のスケジュールなどと調整して、しっかり学習計画を立てて取り組むことが大切です。簿記がはじめてという人は、初級や3級からの挑戦をおすすめします。

接客サービスマナー検定

段階: 3級、2級、準1級、1級
頻度: 毎年2月・5月・8月・11月の4回
難易度:明確には公開されていませんが、準1級でも50%ほど

身だしなみや言葉使いなどの基本、ビジネスに適した接客マナー、クレーム応対などの知識や技能が身についていることの証明になる資格です。2級はホテルや航空業界の接客の基本レベルで、英語の応対知識も含まれます。1級は接客サービスのプロレベルとなり、経営視点も求められます。

接客のある職種・派遣先に応募する際はアピールポイントとなるでしょう。公開試験場や団体(企業や学校)などで実施され、準1級と1級には2次の実技試験と面接があります。

販売士

段階: 3級、2級、1級
頻度: 年2回(2月・7月)
合格率:3級(65%前後)、2級(50%前後)、1級(20~30%)

販売士は商工会議所主催の資格です。検定の名称は、リテールマーケティング(販売士)検定試験です。販売や接客のスキルの他、小売、流通、マーケティング、仕入や在庫管理、労務や経営について幅広く身につけられる資格です。

3級は、接客や売り場づくりなど上記の基礎的な部分を学びます。2級はさらにマーケティングの専門度が上がり、企画やマネジメント的要素が増えます。1級になると経営視点や戦略を加味したコンサルタント的な知識が必要になります。

事務系

派遣でも人気のある事務系のお仕事では、秘書検定や英語レベルを証明できる資格がおすすめです。

秘書検定

段階: 3級、2級、準1級、1級
頻度: 3級、2級は年に3回、準1級と1級は年2回
合格率:3級、2級(50%前後)、準1級(40%前後)、1級(20%前後)

秘書検定の資格取得のために学ぶ内容は、ビジネスマナーに沿った感じの良い業務の進め方です。当たり前のことのようでも感じの良さには、態度や立ち振る舞い、言葉遣いや話し方などさまざまな要素が含まれます。準1級と1級には2次の面接試験があります。社会人なら2級レベルはクリアしておくと良いでしょう。

ビジネス文書検定2級

段階: 3級、2級、準1級、1級
頻度: 3級、2級は年に3回、準1級と1級は年2回
合格率:3級(85%前後)、2級(60%前後)、1級(30%前後)

ビジネス文書検定は、ビジネスシーンで作成する文書やメールなどの書き方に関する検定です。ビジネスシーンで使うべき正しい用語や、ビジネスに適した表現を身につけることができます。事務系のお仕事とは切り離せないスキルであり、身につけば業務もスムーズに進められるでしょう。ダブル受験も可能です。

TOEIC

段階: スコア数値評価
頻度: 年10回

TOEICは、英語でのビジネスコミュニケーション能力を測る、認知度の高い試験です。派遣社員に限らず、一定のスコア取得を求める企業も増えています。試験は年に10回、全国各地で受験することができ、受験料は5,725円 (税込み)です。比較的、手軽にアピールにつなげやすい試験といえるでしょう。

合否判定ではなく、スコア評価となるのが特徴です。スコアの平均は600前後となっています。海外とのやり取りが発生する企業では、さらに高いスコアが求められるでしょう。

SE系

パソコンやインターネット関連を扱うSE系では以下のような資格がおすすめです。

MOS

段階: 各アプリケーション
頻度:  毎月1~2回、日曜日(全国一斉)

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は、WordやExcelなどのオフィス製品を使いこなせることを証明する資格です。5種類のアプリケーションから選択し、パソコンを実際に操作しながらの受験となります。

WordとExcelには、スペシャリストレベルより上級のエキスパートレベルもあります。試験会場は申し込み後に主催者から指定されますが、その他、マイクロソフトが認定したパソコンスクールなどでの受験も可能です。

CCNA

段階: 8分類の中から選択
頻度:  いつでも受検できます。

CCNA(Cisco Certified Network Professional)とは、シスコシステムズ社が認定する世界基準の資格です。5つの認定レベルがあり、その中のアソシエイトレベル以上の知識を要します。ルーティング&スイッチング、デザイン、セキュリティ、クラウドなど8つの分類から選んで受験します。

オンライン環境があれば、いつでも、どこからでも、誰でも受験できるのが特徴です。資格を取得しても3年で失効となるため、更新のための再受験もしくは上のレベルに合格する必要があります。

情報処理技術者検定

段階: 合否
頻度: 春と秋の年2回
合格率:25%前後

情報処理技術者検定は、経済産業省が情報処理の法律に基づいて実施している国家資格です。IT知識とスキルは、どの業界でも重宝されるものになってきているため、特にシステムエンジニアを目指す方にとっては将来的にも有効な資格といえるでしょう。

幅広いIT知識だけでなく、ITに紐づけた業務・マネジメント・戦略・法務に関する問題も出題されます。出題項目については、技術の移り変わりが頻繁に反映されているため、随時試験の傾向と項目をしっかりチェックされることをおすすめします。

資格手当の相場

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資格手当は、企業ごとに決められた対象資格を取得している従業員に支給されるものです。支給方法は、一時金と月々支給のケースに分かれます。手当額は、企業で自由に設定されるものですから企業ごとに異なります。公的資格か、国家資格か、業務への必要性の程度などでも手当額に差があるでしょう。

一時金の場合は3万~5万円など数万単位、月々の場合は2,000~8,000円など数千円単位の支給が多い傾向です。ただ、派遣社員の場合、雇用主は派遣元(=賃金の支払いも派遣元)となります。月々の明細で時給と資格手当が明確に区分されていることはほとんどないでしょう。取得している資格まで鑑みて、時給が決定されるというのが一般的です。

資格取得支援制度について

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資格取得を目指している人は、資格取得支援制度の活用をおすすめします。支援はハローワークでも行われていますし、当社をはじめ、派遣会社が福利厚生として制度を設けていることもあります。

派遣会社の場合は、会社ごとに支援制度の有無、対象となる資格、利用条件などが異なるので、各社の要件を確認しましょう。ここで、ハローワークの資格取得支援制度における費用負担の仕組みと利用条件を説明します。

資格取得費用の負担

資格取得のための教育訓練経費(受講費)は、20%の支援金を受け取ることができます。教育訓練とは、通学、通信講座、e-ラーニングなどです。費用計算の対象となる期間は1年間です。

たとえば、TOEICのスコアを上げるために通うスクール費が15万円だった場合、3万円の支援金が出るということです。この支援金の上限は10万円となっており、4,000円以下の場合は支給されません。

制度を利用できる条件

資格取得支援制度を利用するための条件を確認しましょう。

【資格要件】厚生労働省の指定資格であること
該当する対象資格は厚生労働省が指定しており、ハローワークの検索システムで確認できます。受講するスクールや通信講座などの提供者が対象資格であることを提示していることもあります。

検索システム:
http://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/SCM/SCM101Scr02X/SCM101Scr02XInit.form

【対象者要件】
在職者も離職者も要件を満たしていれば、受給可能です。資格取得のための受講を開始する時点で、以下の要件を満たす必要があります。

・雇用保険の被保険者であった期間が3年以上であること
・離職者で雇用保険の被保険者資格がない場合、離職日から1年以内に受講を開始していること
・2回目の給付申請の場合は前回の支給から3年以上経過した受講開始日であること

受講開始直後に支給対象とはならず、指定の教育訓練一連の修了が必要です。雇用保険の被保険者期間は、転職などで雇用主が変わった場合も1年以内のブランクであれば通算されます。また、この制度を利用した場合、過去(受講開始日)の被保険者期間は通算されません。

まとめ

派遣に役立つおすすめ資格を紹介しました。資格を取得していることで紹介される派遣先の選択肢も広がります。また、派遣先企業にとっても、幅広い仕事を任せられるため選考時にも有利になるでしょう。何より、派遣での仕事をスムーズにこなすための知識やスキルが身につけられます。ハローワークの資格取得支援制度を活用できれば、低負担での資格取得も可能です。

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