コラム

初めての派遣で不安!新しい職場に慣れるための4つのコツ

初めて派遣社員として働くときには「派遣先の環境に慣れることができるのか」「どのようなことに気をつければ良いのか」気になる人も多いのではないでしょうか。

今回は、派遣先の職場に慣れるコツや派遣社員として働くメリット、デメリットなどをまとめて紹介します。これから派遣社員として勤務する人はもちろんのこと、派遣社員という働き方に興味がある人もぜひ参考にしてみてください。

 

初めての派遣で不安を解消する方法

初めて派遣社員として仕事をするときに、少しでも不安を解消するポイントが3つあります。まず、1つ目は契約内容をしっかりとチェックしておくことです。派遣先での就業規則や業務内容は、契約書に記載されています。勤務がスタートする前に疑問に思う点や不安を感じる点をクリアにしておくことで、安心して出勤できます。

2つ目は、相談先や連絡先を知っておくことです。派遣社員の場合、雇用主は人材派遣会社となります。派遣先で困ったことがある場合には、真っ先に人材派遣会社の担当者に相談しましょう。初めての派遣でもいざというときの窓口さえ知っておけば、落ち着いて対処ができます。

そして、3つ目は少しずつ慣れていけば良いという気持ちになることです。誰でも最初から、バリバリ仕事をこなすことはできません。初めての派遣だからといって気負い過ぎると、疲れてしまうはず。少しずつ慣れていけるよう、自分のペースを大切にすることで不安が和らぎます。

 

職場に慣れるためのコツ

初めての派遣では、職場に慣れることができるのか不安に感じることも多いでしょう。そこでまずは、派遣先に慣れるために実践したい4つのコツを紹介します。派遣先により職場の雰囲気やワークスタイルはさまざまですが、次のコツを押さえれば早く職場になじめるようになりますよ。

 

不明点は質問して仕事を早く覚える

「なかなか仕事が覚えられない」「業務が思ったとおりに進まない」となるのは、不明点や疑問点をそのままにしているからかもしれません。特に、初めての派遣先では携わったことのない業務ばかりなので、分からないことが多くて当たり前です。少しでも早く仕事内容を理解するためにも、疑問に感じたことはその場で上司に質問するようにしましょう。

また、「質問はありますか?」と聞かれたときに「ありません」と回答すると、周囲の人たちは話の内容を理解していると認識します。場合によっては、疑問点を考えながら話を聞けない、と思われてしまうかもしれません。「質問はありますか?」と問われたら、ささいなことでもその場で質問する癖をつけましょう。

また、不安を解消するには質問だけでなく確認作業をすることも大切です。「自分の理解が合っているのか」周囲に確認をしたり、「質問はありますか?」と聞かれたときに確認したりすることで自信が持てるようになり、不安が解消できます。

 

積極的なあいさつを心がける

自分からあいさつをすることは、コミュニケーションの基本です。社内ですれ違ったときや出勤するとき、退勤するときに一言あいさつがあるだけでも、印象が異なります。最初は緊張するかもしれませんが、できるだけ自分から積極的にあいさつをするよう心がけてみましょう。

あいさつをすることで、自分のことを覚えてもらうきっかけになります。業務がしやすくなるのはもちろん、周囲からも声をかけてもらいやすくなるでしょう。

 

職場の空気を読む

派遣先の職場によって、社風や雰囲気は異なります。少しでも早く職場に慣れるには、その場になじむことが大切です。「どのようなことを大切にしているのか」「どのような考え方を重視しているのか」など、会社分析をするように自分なりに考察してみると良いでしょう。

また、社内の人とコミュニケーションを取るときには、相手の気持ちを考えながら発言するよう心がけましょう。特に、派遣されたばかりの時期は社内の人も「どのような人なのだろう?」と考えていることが予想されます。良い印象を持ってもらうためにも、相手の立場に立ち考えることを忘れないようにしましょう。

 

指揮命令系統を確認する

職場に慣れるために意外と重要なのが、部署内、社内での指揮命令系統を理解することです。「誰に質問するべきなのか」「誰に決定権があるのか」を知っておかないと、従うべき指示が分からなくなります。

派遣社員が多い職場では、派遣社員担当者を設けていることもあります。この場合も、最終的な決定権は誰にあるのか、どのように指示される仕組みになっているのか理解しておくことで、円滑に業務が進むようになります。

 

派遣の仕事で感じる不安

派遣を始めたのは良いものの、ふとした瞬間に不安を感じてしまう人もいるでしょう。ここからは、派遣社員が抱きやすい不安を紹介します。

 

未経験の事務業務

派遣社員は、派遣先の事務処理に合わせてさまざまな手続きをしなければなりません。派遣先が変わるごとにマニュアルが大きく異なるため、戸惑うこともあるでしょう。特に、慣れるまでは派遣先の方針に沿って締日や処理方法を間違えないよう、チェックしながら業務を行う必要があります。

また、派遣先によっては前任者からの引き継ぎ方法も異なるため、上手くできるか不安を覚える人もいるでしょう。

事務業務は滞ってしまうと多くの人に迷惑をかけてしまうこともあり、不安を感じる人が多いようです。

 

将来に対する不安

派遣社員は、人材派遣会社と雇用契約を結んでいます。改正労働者派遣法では例外を除いて、派遣社員の派遣雇用期間に制限を設けています。派遣先との契約が終わると、次の派遣先に出向くことが一般的です。

中には、派遣期間が延長・更新される場合や正社員としての雇用が前提の紹介予定派遣などもあります。しかし、派遣社員として働く限り将来を見据えた安定雇用は約束されたものではありません。

もちろん、派遣期間が終了したからといってすぐに次の派遣先が見つかる保証はなく、常に同じような給与を維持できるとも限りません。また、派遣社員の場合、賞与が用意されないケースが多いので、資金繰りに苦戦する一面も。そのため、ふとした瞬間に将来や今後の仕事に不安を感じる人は多いようです。

 

一人暮らしでの生活

派遣社員として働きながら一人暮らしをしている場合、不安を抱く要素が多くなります。契約期間が終わった後の仕事の保証がないのはもちろんのこと、一定の給与が保証されていないので「家賃が払えるのか」と不安を感じてしまいます。

また、派遣先によっては福利厚生や健康保険があるとは限りません。自分で支払わなければならない場合は、その分の費用もかかります。このような面から同じような生活を続けていけるのか、という不安を抱いてしまいます。

 

派遣で働くメリット

一方で、派遣社員だからこそ得られるメリットも多くあります。スキルやライフスタイルによっては、派遣社員で働いたほうが充実した生活を送れます。そこで、ここからは派遣社員として働くメリットを3つ紹介します。

・自分のスキルを活かせる
・ライフスタイルを重視した働き方ができる
・ダブルワークで収入がアップすることも

1.自分のスキルを活かせる

派遣社員は、人手が足りない企業の即戦力として派遣されることが多いものです。企業が望んでいる経験やスキルがあれば、その分優遇を受けられることも。今まで培ってきたスキルを活かしたい人や得意分野がある人は、個人の能力を活かした働き方ができるでしょう。

また、スキルアップを目指して今までとは異なる環境で腕を磨きたいという人にとっても、派遣社員は働きやすい環境です。派遣期間が定められているからこそ、「この期間までに新しいスキルを身につける」「この期間までに次の職場を探す」など、計画的な人生設計ができ、自分の理想へと近づくことができます。

2.ライフスタイルを重視した働き方ができる

派遣社員は、人材派遣会社と雇用契約を結んでいます。人材派遣会社が用意している多種多様な仕事から、自分のライフスタイルに合わせた仕事が選べるところも大きな魅力です。勤務時間や勤務地、残業時間など希望に近い派遣先を探し、気にいった派遣先にエントリーできます。

そのため、「趣味を楽しみたい!」「週末は休みたい」など、重視したいポイントを押さえながら働くことができます。

3.ダブルワークで収入がアップすることも

派遣社員の場合、派遣先の就業規則に「副業禁止」と記載されていなければ、副業をすることが可能です。空いた時間を利用して仕事を掛け持ちできるので、理想の収入に近づくことができます。

また、副業ができることで規則に縛られず自由な働き方ができるため、派遣社員として一定の給与を確保しながら、やってみたかった仕事に挑戦することも可能です。自分の可能性やスキルを広げる時間として、活用することもできるでしょう。

このように、一つの仕事に縛られないということも派遣社員として働くメリットの一つです。

 

派遣で働くうえでの注意点

最後に、派遣社員として働くときに知っておきたい注意点をいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

契約の更新があることを覚えておく

派遣社員の派遣契約期間には、期限があります。契約時には、契約書類に半年や1年など派遣期間が明記されています。契約期間が終了する度に、再契約や直接雇用、契約終了など何らかの手続きをしなければなりません。

労働者派遣法では、派遣社員として同じ派遣先で勤務できるのは最長3年までと定められています。派遣期間が終了する日を抵触日と呼び、抵触日をまたいで勝手に勤務を継続することはできません。もちろん、3年に満たない場合でも、派遣雇用が終了するケースはあります。急に派遣期間が終了し慌てないためにも、契約時にはどのようなタイミングで契約更新や契約終了となるのかチェックしておくと良いでしょう。

また、契約終了期間を見据えて、人材派遣会社と次の業務や派遣先などを話し合っておくと、スムーズに契約を切り替えることができます。

 

正社員との業務範囲に違いがある

正社員とは異なり、派遣社員の仕事内容や業務内容は制限されています。なぜなら、契約書に記載されている業務内容を定められた期間行うのが、派遣社員の仕事だからです。

そのため、正社員の仕事内容と派遣社員の仕事内容は、線引きされている場合が多くあります。雇用契約書には、どのような仕事内容なのか細かく記載されている場合がほとんどなので、しっかりとチェックしてみてください。

また、派遣社員は人材派遣会社と雇用契約を結んでいます。基本的に派遣先の会社が、急に業務内容を増やしたり変更したりすることはできません。人材派遣会社に相談をして、担当者と一緒に業務内容の見直しをする必要があります。

 

交通費や賞与がない

派遣社員の場合、交通費や賞与が別途支給されることは少ないです。交通費や賞与も基本給に含まれており、同じ勤続期間の正社員よりも1ヶ月の給与が高給となるよう設定されているためです。このことを知らないと、基本給はよくても年収が思ったよりも低かったというケースに陥ることがあります。

契約時には基本給とともに、交通費や賞与の支給、残業代の支払いなどに関してもチェックをしておくと安心です。

 

まとめ

今回は、派遣先の職場に慣れるコツを始め、派遣社員として働くメリットやデメリットを紹介しました。派遣先の職場に慣れるには、職場の雰囲気や人間関係を理解することが大切です。できるだけ自分からコミュニケーションを取るように努めてみましょう。

また、雇用期間が決まっている派遣社員は安定や収入を重視して考えると、不安に思う点も多いはず。一方で、派遣社員だからこそ、自分のライフスタイルやスキルに合わせた働き方ができるメリットもあります。今までのスキルや今後やりたいことを考慮しながら、働き方を見直してみるのも良いかもしれません。

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